漫画家・倉田真由美氏が2025年5月4日、コメの価格高騰に対する政府の対応をXで批判した。また、政治家に対する不信感も露わに。「米の値上がりなんて聞かれたら気にしているふりだけして、『夫婦別姓の一刻も早い導入を!』と息巻いてる政治家ってなんなの」などと書き込んでいる。
【画像】「隠せてないよ、国民の生活なんか…」倉田真由美氏による実際の投稿
■「あ、議員の歳費は上がっているわ」
農林水産省によれば、コメ取引の代表的な指標である「相対取引価格」で、25年3月の価格は、全ての銘柄の平均が60キロ当たり2万5876円だった。1年前の24年3月と比べると1万448円高い一方、前月の25年2月と比べると609円値下がりした。相対取引価格で見ると、1年前から約7割ほど値上がりしている。
倉田氏は25年5月4日、コメの値上がりに対する政府の対応について、次のように疑問を投げかけた。
「今、まず政治がやるべきことは『急激な物価高による国民の生活苦の解消』じゃないのかね。命を繋ぐ食料品なんてそんなに削れないのに、とんでもなく上がってる。日本の国会議員ほどの歳費その他があれば、食品の値上がりなんか気にもならないのかもしれないけど」
続く投稿では、「昔に比べても国民の生活が苦しくなっているのは明らか」と倉田氏。「給与は上がらず 物価、社会保険料は爆上がり。あ、議員の歳費は上がっているわ」などとコメントした。
別の投稿では、「夫婦別姓」にも言及。国会では、選択的夫婦別姓の導入するための法案を立憲民主党が提出している。
倉田氏は、「米の値上がりなんて聞かれたら気にしているふりだけして、『夫婦別姓の一刻も早い導入を!』と息巻いてる政治家ってなんなの。隠せてないよ、国民の生活なんかどうでもいいって思ってること」と不信感を露わにしている。