国民投票法改正案、今国会成立見送り濃厚 公明・北側氏「やむを得ない」 


 公明党の北側一雄憲法調査会長は21日の記者会見で、憲法改正手続きに関する国民投票法改正案について、12月9日までの今国会での成立は見送らざるを得ないとの認識を示した。「野党が『まだ採決できない』という以上、残念だが強行はできないので、やむを得ない」と述べた。

 国民投票法改正案は21日の衆院憲法審査会での採決が見送られ、今国会での成立が困難な状況となっている。

 衆院憲法審の与野党幹事は21日、憲法審で今後扱う議題などについて協議した。与党側は28日に審査会を開き、改正案の採決を呼びかけたが、野党側は応じなかった。

 与党側は欧州視察の報告を踏まえた今国会3回目となる自由討議も提案。野党は国民投票時のCM規制の議論などを求めた。与野党の筆頭幹事が引き続き協議を行う。



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