重さ13キログラム、体長1.2メートルを越える大型猫が登場した。世界で最も大きい猫で、ギネスブックに登録されている「Stewie」よりも大きい。
最近、海外各種オンラインコミュニティでは欧州モルドバに住むメインクーン品種の「ゼウス」が話題だ。この猫は1歳の時にはすでに10キロで、その後も成長を続けて4歳の現在では約13キロになった。メインクーンは5歳まで育つ。ゼウスはまだ成長板が閉じられていない状態で、今よりももっと成長する可能性がある。
飼い主のダニエラ・エルモラエワさんはゼウスが一日に500グラムのエサを食べると明らかにした。その半分は生肉や高級ドライフード、おやつが含まれた。またやわらかくてツヤのある毛並みを維持するために毎日何回もブラッシングをしなくてはならない。飼育費用だけで一般の猫の3倍かかるという。
ゼウスはハスキー犬が使用するベッドさえもちょうどよいくらいの大きな体格をしているが、おとなしい性格で隣の家のゴールデン・レトリバーとも仲良く過ごしているという。
ゼウスの飼い主はオンラインショート動画プラットフォームのティックトック(TikTok)にゼウスとの日常を紹介した動画を掲載し、100万再生回数以上を記録するほど大きな話題を集めた。エルモラエワさんは「ゼウスが元気に育って世界の人々に喜びを与える姿を見るだけでも十分飼ってよかったと思う」と現地インタビューで語った。