【モスクワAFP時事】ロシアのプーチン大統領は6日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談を行い、第2次世界大戦に関し「赤軍と旧ソ連の人々全体がナチズム打倒に決定的に貢献した」と強調した。
ロシア大統領府の説明によると、両首脳は「歴史を書き換えようとする試みから真実を守る決意」を確認した。
ロシアでは9日、対独戦勝80年を記念する大規模な軍事パレードが行われる。トランプ米大統領は先週、「第2次大戦での連合国の勝利に米国が最も貢献した」と主張。ロシア側が反発していた。
プーチン氏は、ウクライナのゼレンスキー政権について「ナチス」と繰り返し主張し、侵攻の口実にしている。