小学校に男ら侵入・暴行なぜ? きっかけは“児童間のトラブル”


【画像】教育委員会が会見…そこで語られた内容とは?

■男2人が侵入…教員ら暴行

 8日午後から行われている教育委員会の会見から、小学校で一体何が起きていたのか分かってきました。

 小学校の下駄箱付近。警察官や救急隊員があわただしく動きます。

 事件が起きたのは東京・立川市。JR南武線の西国立駅からおよそ400メートルの距離にある住宅に囲まれた小学校です。

 午前11時前に「2年1組に不審者が入っている」と110番通報がありました。その時、2年1組は図工の授業をしていたといいます。

2年1組の男子児童
「入ってきて、ビンを下にたたきつけていた」
「(Q.教室の扉から?)前、普通にドアが開いていたから早い方から入ってきた。席はなくて、机などを横にやって床で絵の具をやっていた。(先生が)『逃げて』と言って。力でもうやられていた」
「(Q.男はイスを持って先生をたたいた?)(勉強机の)イスの端っこでたたいた」

2年1組の男子児童
「みんな逃げる準備をした。隠れていたから、みんな泣いている人とか。みんなダッシュで逃げて、2グループにわかれて隠れていた」

 子どもの学び舎は騒然としました。学校に侵入したのは20代と40代の男2人。教員4人と事務員1人にけがをさせて、駆け付けた警察官に暴行容疑で現行犯逮捕されました。

20代の男
「押さえつけてきたので払いのけて、何発か引っぱたいた」

 20代の男は容疑を認めていますが、40代の男は「制止されたので振り払っただけ」と容疑を否認しています。

保護者
「とても怖くて。先生がけがをされたと。子どもたちにけがはない。本当に命がけでビンを持った男に立ち向かったと」

 逮捕された男は、この学校に通う児童の母親の知人だったといいます。



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