暴力動画拡散 北海道の建設会社に札幌市も対応「確認が取れ次第、認証取り消し」Bリーグに続き


【写真】レバンガ北海道の発表文面

 同社をめぐっては、Bリーグのレバンガ北海道がすでに、暴力行為を確認したとして、チームのサポートシップパートナー契約を解除したことを発表している。

 札幌市は広報部のX(旧ツイッター)アカウントで「一部SNS投稿に関する本市の対応について」と題した文面をアップ。「現在、本市の複数の事業で企業認証を受けております株式会社花井組に関し、SNS上の投稿について多くのお問い合わせが寄せられております」と説明すると、「本市としては、今後、事実の確認が取れ次第、各認証制度の規定等に沿って、認証取り消しの手続きを進めてまいります」と方針を示した。

 拡散された動画では、会社幹部とみられる人物が、事務所の一室で、部下と見られる男性を平手打ちしたり、馬乗りになって殴ったり蹴ったりしていた。被害を受けている男性は号泣して釈明したが、幹部と見られる男性は、クビをつかんで起き上がらせ問い詰めたりした。周囲にいる2人の男女も暴行を制止していなかった。

 レバンガ北海道は8日にSNSで「株式会社花井組との契約解除について」と題した文面を公表し「このたび、当クラブのサポートシップパートナーである株式会社花井組に関し、SNS上に投稿された映像について事実確認を行った結果、映像が花井組でのものであるとの確認が取れました。このような暴力的な行為は、スポーツの健全性や地域社会への信頼に著しく反するものであり、当クラブとしても看過できるものではありません。事実確認が取れましたことを受け、株式会社花井組とのサポートシップパートナー契約については、両社協議のうえ、契約を解除することといたしました」と説明していた。

 花井組の公式サイトによると、1939年創業で、現在の七戸義昭社長は3代目。札幌市からワーク・ライフ・バランスや女性の活躍実現への取り組みを推進したことを評価されたとして「札幌市ワーク・ライフ・バランスplus企業認証書」もサイトに掲示しており、市の建設局、下水道河川局、都市局、水道局などの受注を請け負っていることも表記されている。



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