韓国の大統領選挙で有力候補とされる最大野党「共に民主党」の李在明前代表は、日韓関係について「歴史や福島の汚染水など複合的な課題が残っている」との認識を示しました。
李氏は9日、対日外交に関する討論会に祝辞を寄せました。
その中で、「日本は長い間緊密な協力関係を築いてきた重要なパートナー」と述べ「協力関係の継続は経済と安全保障の両面で重要だ」との認識を示しました。
一方、「歴史や福島の汚染水など複合的な課題が残っている」と指摘した上で、「特に過去の歴史問題は未来志向的な関係を構築するために必ず解決しなければならない課題」と強調しました。
8日、発表された世論調査で李氏は43%の支持率を得ていてほかの候補に大きく差をつけています。
フジテレビ,国際取材部