「あなたの知能は小学3年生で止まっている」知能が成長しないせいで『いじめの対象』になったことも…知的障害・パニック障害を抱える青年ラッパー(28)が明かす「地獄の小学生時代」


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地獄の小学生時代

 この頃は、マジで地獄だったな。

 幼稚園の頃はまだ、みんな幼いから誤魔化せてた部分もあった。だけど小学生にもなると、みんな少しずつ賢くなってくる。

 するとどうなるか?

 俺の「変さ」がより目立つようになるんだ。

 俺に対するイジメは、さらにエスカレートしていった。

 当時のストレスは、今思い出してもハンパじゃなかった。

 俺はストレスを感じると暴飲暴食しちゃうタイプでさ。小学1年生からいきなり、ブクブク太り始めた。

 イジメられる→ストレスで食べる→太る→さらにイジメられる……っていう、最悪のループが完成した。

 俺もやり返そうとするんだけど、そうするとどうしても、荒っぽいやり方に頼るしかなかった。ひとりじゃ勝てないから、教室の椅子を振り回したりとかしてさ。加減がわからなくて、いつもやりすぎちゃうんだ。

 母さんは菓子折りを持って、毎日のように色んな家庭に謝りに行ってくれてた。

 今は感謝してるけど、当時はそれがちょっとだけ気に入らなかった。なんか、俺だけが悪者にされてる気がしたんだ。母さんは口癖みたいに、「やられても我慢しなさい」って俺に言ってきた。

 学校じゃそんな感じだし、日常生活の方も散々だった。

 俺は運動だけじゃなくて、生活全般が上手くできないんだ。物事を理解したり、集中したりする能力がことごとく欠けてる。

 特になくしものはひどかったな。

 ある日、ランドセルをなくしたことがある。あんなにデカい物をどうやってなくすんだって思うけど、多分どっかに置いてきて、そのまま忘れてしまったんだ。

 俺のランドセルは学校の近くの用水路を流れて、行き着いた先の川で発見された。

 発見した警察から、母さんに慌てて連絡が来てさ、

「息子さんは無事ですか!?」

 だって。

 持ち主がわからないランドセルが川にプカプカ浮いてたら、そりゃ何かの事件だと思うよな。母さんはカンカンに怒ってた。

今も語り草になってる「ダメエピソード」

 今でも我が家の語り草になってるのが、ある年の「母の日」の出来事だ。

嬉しいような、困ったような表情に…母を喜ばせるため「タンポポの花束」を作った知的障害のある小学生→母親が素直に喜べなかった「意外すぎる理由」 へ続く

札幌のギャグ男/Webオリジナル(外部転載)



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