【05月13日 KOREA WAVE】甥や姪への小遣いや贈り物は当然のように求められる一方で、未婚の兄弟姉妹には何の感謝も配慮もない――こんな現実を指摘した投稿が、韓国のオンライン上で大きな共感を集めている。
あるオンラインコミュニティに2日、40代前半の未婚女性が投稿を寄せた。
女性は「よくネットの投稿を見ると、『年取った未婚の小姑がいる』『結婚できない兄がいる』などと書いて、将来頼られるのではと心配している人が多い。だが、私の立場から言えば、老後にきょうだいに頼るつもりは全くない。働ける限りは働いて、老後は年金と貯金で生きていく。おそらく他の未婚の人たちも同じ気持ちだろう」と述べた。
医療保険や介護保険などにも加入しているので、入院費の心配もない。お金に余裕があればシルバータウン(高齢者向け住宅)に入るか、介護施設に行くなり、自分でどうにかするつもりだ――とも書いた。
とりわけ女性が不満を抱いているのは、甥や姪には当然のように小遣いや節句・誕生日の贈り物を求められながら、未婚の小姑や兄には何の見返りもないという現状だった。
一番呆れるのは「叔母さんに優しくして」「叔父さんが死んだら全部あなたのものだよ」などと、きょうだいたちが甥や姪に言い聞かせていること。女性は「わずかなお金でも社会に寄付して死んだほうがマシ」と厳しい言葉で批判している。
そして最後に「お願いだから『結婚するしない』だの『将来頼られるのでは』などと心配せず、放っておいてほしい。私は誰の足も引っ張らないから」と語気を強めた。
この投稿には多数の共感コメントが寄せられた。
「甥や姪にお金を使うぐらいなら、孤児院の子どもたちに使ったほうがよっぽど意味がある」
「親ですら老いて病気になれば知らんぷりされるのに、甥や姪が本当に将来面倒を見ると思うか?」
「お年玉をあげた時に義姉が『そのマンション、うちの子にちょうだいね』と言っていた。冗談でも気分が悪かった」
「子ども時代に面倒を見たって、大人になったら平気で忘れられるのが現実」
「私も姉に『イモ(おばちゃん)のマンションはうちの息子のもの』と言われた瞬間にプレゼントも小遣いもやめた」
(c)KOREA WAVE/AFPBB News
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