「国民は暗殺者なの?」“愛子さまの万博警備”批判投稿が炎上、厳戒態勢の背景に“火炎瓶・刃物”事件


 愛子さまの警備体制について、こう指摘するポストがX(旧ツイッター)上で話題となっている。

【写真】男が発煙筒を投げた際、とっさに陛下を庇われた美智子さま

愛子さまに10人を超える警備

 また、投稿主は愛子さまの厳重な警戒の姿勢を“両陛下が国民を信頼していない”と解釈したようで、

《これを指示しているのが両陛下なら国民を全く信用できていないってことね。税金浪費して失礼な話》

 と続けた。しかし、この投稿に対するSNS上での反応は冷ややかで、

《立場考えれば当たり前の護衛》
《愛子さまになにかあったらどうするの?》
《お前みたいなやつから守ってるんだよ》
《安倍さんや岸田さんの事件を見ると、守るべき人はしっかり警護する必要があると思いますよ》
《両陛下が国民を信頼していないとは話が違う》

 といった声が寄せられることに。愛子さまの警備体制について前出の皇室ジャーナリストは次のように話す。

「’22年の安倍元首相銃撃事件、‘23年の岸田前首相殺人未遂事件を受けて、皇室の方々への警備がより厳重になった印象です。学習院大学に通われていた頃の愛子さまには8人ほどの護衛がついていました。愛子さまだけでなく、佳子さまにも普段から7人のSPが付く厳戒態勢です。万博では不特定多数の人と接触するため、普段より警備の人員を増やしたのでしょう。愛子さまは内親王であり、天皇陛下のひとり娘でいらっしゃいます。愛子さまにしかできない公務も多数担っておられるのですから、このくらいの警備は妥当と言えます」

過去に起きた皇室の方々を狙った事件

「’75年7月、当時、天皇、皇后両陛下だった上皇ご夫妻が、沖縄県の『ひめゆりの塔』を追悼のため訪問された際、過激派の男が火炎瓶を投げつける事件がありました。火炎瓶はおふたりが花を手向けられる予定だった献花台に直撃。幸いご夫妻にお怪我はありませんでしたが、一歩間違えば大惨事にもなり得る事件だったのです」

 それから17年後、’92年10月にも事件が起きている。

「当時天皇、皇后両陛下だった上皇ご夫妻は、山形県で行われていた『国民体育大会』の開会式に出席されていました。上皇さまの挨拶中、突如男がおふたりに発煙筒を投げたのです。幸い、ご夫妻の近くに発煙筒が届くことはなく、おふたりに大事はありませんでした」

 最近では、将来の天皇陛下である悠仁さまを狙った事件も。

「’19年4月、悠仁さまがお茶の水女子大学附属中学校に通っておられた時、悠仁さまの机の上に刃物2つが置かれる事件がありました。いずれも大事には至っていませんが、全ての国民が皇室の方々に好意的とは限りません。

 今の両陛下は“国民の中に入っていく皇室”と言われるほど、国民との近い距離感を重んじておられ、ほかの皇族方もその姿勢を踏襲されています。国民との距離が近い分、身に危険が及ぶリスクは高く、警備体制は厳重にならざるを得ないのです」

 プリンセスの身に何かがあってからでは、取り返しがつかないのだ――。



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