国際民間航空機関(ICAO)理事会は12日、2014年にウクライナ東部でマレーシア航空機が撃墜され、乗客乗員298人全員が死亡した事件について、責任はロシアにあるとの判断を下した。
オランダ、オーストラリア両政府がそれぞれ声明で明らかにした。
事件では多くの両国国民が犠牲となった。ICAOは民間航空の安全基準を定める国連の専門機関で、判断を強制する権限はない。
マレーシア航空MH17便は14年7月17日、オランダ・アムステルダムを出発。クアラルンプールへの途上、親ロシア派とウクライナ軍が激しく戦っていた同国東部ドネツク州に墜落した。(ロイター時事)。