中国語で謝罪文 特定外国籍客の「入店お断り」貼り紙で大阪の飲食会社「店舗運営責任者の独断」


 同社は「お知らせとお詫び」と題して文面を公開。日本語の文面では「弊社が運営する飲食店舗1店舗において、店舗運営責任者の独断で、数日間にわたり店頭に特定の外国籍のお客様について入店をお断りする旨を記載した貼り紙をしていた事実を覚知し、直ちに撤去させていただきました」と報告した。

 続けて「同貼り紙をご覧になり、不快な思いをされたお客様には心よりお詫び申し上げます」と謝罪。「これまで弊社は、外国籍のお客様も日本国籍のお客様も等しく歓迎し、最善の顧客サービスを提供する方針で全ての店舗を運営して参りました。そして今後もこの方針を変えることはございません」と伝えた。

 「また本件に関しSNS等でいただいている沢山のご意見を社員一同真摯に受け止め、今後もお越しいただく全てのお客様にお喜びいただけるサービスを提供するため、一層の精進に努めて参りますので、今後ともお引き立て賜りますようお願い申し上げます」とした。

 中国語の謝罪文には「炭火焼鳥HAYASHIN(ハヤシン)」と、店舗名が明記された。SASAYAホールディングスの公式サイトでは14日現在、同店舗の情報が見られない状況となっている。SNS上では、同店舗入り口のガラス扉とみられる場所に「中国人のお客様お断り」との趣旨の貼り紙が貼られた動画が拡散され、一部で騒動化していた。

 公式サイトによると、SASAYAホールディングスは焼き鳥店や焼き肉店などを、大阪、東京、福井、ハワイなどに展開している。



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