悠仁さまが筑波大学生命環境学群生物学類にご入学されてから、早くも1カ月以上が経過した。ご入学直後から、悠仁さまがご学友と親交を深められ、さまざまな新しい体験をされるお姿が目撃されている。
4月20日の日曜日には、同級生と思しき数人の男子たちとともに、春の青空の下、ヘルメットを被られ、ブルーの自転車を軽快にこぐ悠仁さまのお姿が。その日、自転車で悠仁さまが向かったのはファミリーレストランの「ガスト」だった。ドリンクバーも利用され、スマホでテーブル決済をするなど、“いまどきの大学生”としての一面がみられたという。
同日には体育館でレクリエーションも開かれ、その際には女子グループと楽しそうに会話をされるご様子も。また4月27日には、パーカーにジーンズというカジュアルな“キャンバススタイル”で、つくば植物園をご見学に。春の陽気のなかで“破顔一笑”といえる嬉々たる表情を浮かべられていた悠仁さまは、始まったばかりのキャンバスライフを心行くまで楽しまれていた。
「ご入学されてからの悠仁さまの楽しそうなお姿は、以前の物憂げなご様子とはまさに対照的です」と話すのは、皇室担当記者だ。
「筑波大学にご入学される前、悠仁さまはトンボに関する共同執筆の学術論文発表のほか、『国際昆虫学会議』をはじめとした多くの国際的な学会にご参加されていました。
しかし、大学入試を控えた昨年、こうした論文発表や学会参加は、東京大学の『学校推薦型選抜』のための実績づくりなのではないかという批判が多く上がるようになっていたのです。
とくに昨年の夏ごろは、一部週刊誌による報道の影響や、世界的な学会にご両親である秋篠宮さまと紀子さまも臨席されたことによって、そうした厳しい声はより一層強まっていた印象です」
分厚い封筒とともに「悠仁さまの東大推薦入試に反対する署名」に関する書類が本誌編集部に届けられたのは昨年8月中旬。インターネットで展開されていたその署名活動は、当時、約2週間で1万2千筆を超える署名が集まっていたのだ。
東大推薦入試に対する反対の声が強まるなか、本誌は、ご学友とともに筑波大学附属高等学校の校門から出て行かれる悠仁さまを目撃していた。
いきいきとした笑顔でご友人と会話をされていた悠仁さまだったが、交差点で彼らと別れ、付近で待機している送迎車に向かって歩き出すと、たちまち顔から笑顔が消えて憂いに満ちた表情に。当時の世間の厳しい声に密かに心を悩ませていたのだろうか。
「しかし、東大推薦入試に対するバッシングが頻発した昨年の物憂げな表情は、筑波大学にご入学されてからの悠仁さまには見られません。
悠仁さまは、コツコツと取り組まれてきたご自分の研究が、ご両親のお力によって大学入試のための手段として特別扱いされてしまうことに対して少なからぬ憤りを感じられていたといいます。そのため、今ではそうした重圧から解き放たれたお気持ちで、現在のキャンパスライフや大学での勉強を自由に謳歌されているのではないでしょうか」(宮内庁関係者)