熟年離婚が増えるなか、“ラス婚”が大盛況…「人生最後の婚活」をうたう中高年向けマッチングアプリの登録者数は半年で10倍に


【画像】盛り上がりをみせる人生最後の婚活“ラス婚”を決めた60代女性

40代以降のミドルシニア世代を対象にした婚活アプリは、運営開始から半年で登録者数が10倍に…。実際にアプリで再婚を決めた神奈川県在住の60代女性に「ラス婚」に挑んだ思いを聞いた。

夫と死別後、パートナーを求めるも…

そう語るのは、アプリでの「ラス婚」を経て再婚を決めた女性・Rさん(64歳)。

再婚相手は同じく熟年離婚を経た5歳下の男性で、現在は神奈川県のアパートで2人仲睦まじく暮らしている。

Rさんはどのようにアプリでの“ラス婚”に至ったのだろうか。

「元夫とは30年近く前に死別し、大分県で当時小学生だった2人の子育てに追われる日々を送っていました。その後、長女は東京、長男は大阪の大学に進学し、親元を離れていったんですが、そこで急に一人ぼっちの寂しさを感じるようになりました」(Rさん、以下同)

長女はそのまま東京で就職し、結婚出産を経て横浜に移住。Rさんは産後の手伝いに数週間、娘家族が住む横浜に滞在したのだが、それが大きな転機となったのだった。

「孫の面倒を見に飛行機で横浜に行ったんですが、とても綺麗な街で気に入ってしまって。『こんなおしゃれな街に住めていいな〜』って呟いたら、娘に『お母さんも来ちゃえばいいのに!』って言われたんです」

娘の言葉を機に、大分の家に帰宅後、さっそく横浜周辺の職探しを始めたRさん。保育士免許を保有していたことから、娘家族が住む家の近くの保育所に応募してみたところ、見事採用されたことから正式に横浜へ移住することを決めた。

そして、その職場の女性保育士との出会いが、Rさんを“ラス婚”へと誘ったのだった。



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