■いよいよグランプリファイナルが開催
今月17日、いよいよ『THE SECOND〜漫才トーナメント〜』の最終決戦「グランプリファイナル」が開催される。
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出場条件は、結成16年以上のプロの漫才師。過去に全国ネットの漫才の賞レース番組で優勝経験があるコンビも参加できない。つまり、これまで実力がありながら報われなかった中堅以上の漫才師たちに、セカンドチャンスを与えるべくスタートした大会だ。
そのコンセプト通り、2023年の第1回目から上位2組の活躍が目立っている。初年度の王者・ギャロップは関西の劇場を中心に引っ張りだことなり、準優勝のマシンガンズはバラエティーの露出が増加。デジタル写真集『抱かれずにいられない』(集英社)を発売し、雑誌『anan』(マガジンハウス)のグラビアを飾るなど各メディアを賑わせた。
続く2024年は、ガクテンソクが優勝。とくに奥田修二は、『有吉の壁』(日本テレビ系)内でぱーてぃーちゃん・金子きょんちぃと披露したコント「京佳お嬢様と奥田執事」がショートドラマ化、漫画化に至るなど、思わぬ方向で躍進ぶりを見せた。
準優勝のザ・パンチもテレビ出演を増やし、デジタル写真集「砂漠でラクダに抱かれて」(集英社)を発売するなどマシンガンズの背中を追う順調な活動が目立っている。
今年、これに続く漫才師はどの組なのか。ノックアウトステージ「32→16」および「16→8」の段階から、手に汗握る争いが繰り広げられている。
基本的なルールは、以前と変わっていない。会場にいる観客100人が一般審査員となり、各ブロックで対決する2組のネタを「とても面白かった:3点」「面白かった:2点」「面白くなかった:1点」で採点し、優劣をつけるトーナメント方式のバトルだ。
対戦カードは以下の通り。まずは初戦で4組に絞られ、第1、第2試合の勝者2組、第3、第4試合の勝者2組がそれぞれ対戦する。そして、さらに駒を進めた2組が決勝戦で激突する流れだ。