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2025年2月には538円にまで高騰していたキャベツが、例年並みの162円に下がりました。5月9日時点では215円とやや高めの価格でしたが、その後天候が安定したことにより、収穫量や出荷量が増加。15日には162円となりました。
名古屋市中区大須の「生鮮食品館 サノヤ」の百武勇希さんに、野菜の価格について話を聞きました。
●キャベツ 1個
店頭価格162円(仕入れ価格 前週比-50円)
――やっと例年並みの価格になりましたね。
サノヤ 百武勇希さん:
「5月に入ってゴールデンウイークの需要が高まり、一時的に価格が上がっていました。最近は天候が安定して収穫量や出荷量が増えているので、仕入れ価格が下がりました」
――価格高騰を繰り返さないための動きも出ているようですね。
サノヤ 百武さん:
「夏以降の品薄を防ぐため、カット野菜の業者さんや漬物屋さんなどの需要を見越して、増産体制による出荷の安定を目指しているそうです。そのため出荷量も価格もこのまま安定していくのではないかと思います」
●長ネギ 2~3本程度
店頭価格215円(仕入れ価格 前週比-50円)
――長ネギは3月には323円でしたが、215円に下がりましたね。
サノヤ 百武さん:
「もともとキャベツの価格が上がったことによって、ほかの野菜の価格も上がっていました。しかしキャベツ自体の出荷量が増えてきたので、価格も下がりました」
キャベツの値下がりが、ほかの野菜の価格にも波及したとのことです。
(2025年5月15日放送「5時スタ」より)
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