23日午前5時25分ごろ、川崎市高津区の東急田園都市線高津駅で、長津田発南栗橋行き各駅停車(10両編成)の車掌がホームドアの一部を開け忘れ、乗客10人を残したまま発車した。東急電鉄では今月、ドアの開け忘れが他にも2件あり「ご迷惑をお掛けしおわびする。開扉確認と運用マニュアルの理解を徹底したい」としている。
東急電鉄によると、23日はシステムの不具合があり、車掌による開閉設定が必要だったが操作を忘れ、1本前の5両編成で設定された分しか開かなかった。
今月2日にも高津駅で、12日には東急目黒線新丸子駅で、車掌が車両ドアを開け忘れた。ダイヤの乱れやシステムの不具合で手動操作が必要だったが忘れていたという。