「いくら蹴っても壊れない」「俺の気持ちに火をつけてくれた」…髙田と天龍が共鳴した“トップの覚悟”


 髙田延彦(以下、高田) 天龍さん、お久しぶりです! 

 天龍源一郎(以下、天龍) 久しぶりだねえ。

 ──お会いするのは、どれくらいぶりなんですか? 

 天龍 「ハッスル」以来ですよ、ねえ? 

 髙田 そのあとダウンタウンの番組でも一緒になってますね。

 天龍 そうだっけ?  俺はね、今朝に何食ったかも忘れてるから(苦笑)。

 髙田 それにしても、こうして天龍さんとあらたまって話をするのも、ちょっと緊張しますね。シラフで会うことはなかなかないから(笑)。

 髙田 結局、ホテル側が「もうお酒は出せない」って言ってきましたから。これ以上飲ませたら、大変なことになると思ったんじゃないかな(笑)。

 ──ホテル側のレフェリーストップでドローになりましたか(笑)。

 天龍 あの時は、ホントによく飲んだね。

 ──では、お二人の出会いからうかがいたいんですけど、96年に一騎打ちを行うまで、接点はあったんですか? 

 ──それまでの新日本は「全日本なんて」っていう意識が強かったんですか? 

 髙田 う〜ん、先頭に立ってる猪木さんが、馬場さんを敵対視というか、意識してるのは我々にも浸透してたから、そういうエッセンスみたいなのはあったかもしれないね。



Source link