ちいかわ「ハッピーセット」販売終了…転売目的で買い占め、法的に問題ない?「最低じゃん」の声も


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●完売の背景には「買い占め行為」もある

そして、ついにスタートから3日で「販売終了」となった。日本マクドナルドは「お客様から大変ご好評いただいており、予想を大幅に上回る売れ行きとなっております」と説明している。

一方で、メルカリなどのフリマサイトでは、「ハッピーセット」のおまけのおもちゃが数多く出品されている。すべての種類のおもちゃがまとめて販売されているケースもあり、完売の背景には「買い占め行為」があると推測される。「最低じゃん」の声もあがっている。

日本マクドナルドはホームページで「転売または再販売、その他営利を目的としたご購入はご遠慮ください」と呼びかけているが、転売目的の購入は法的に問題ないのだろうか。西口竜司弁護士に聞いた。

●転売を繰り返す場合は許可が必要

私も、今でもハッピーセットのおまけが好きなものであるとき、子どものためというフリをして、2つ買ってしまうことがあります。今回はおまけに関するお話をしましょう。

マクドナルドのハッピーセットを大量に購入して、おまけを転売する行為は、原則として違法ではありません。

ただし、転売を業として反復継続的におこなう場合、古物営業法に基づく「古物商許可」が必要となり、無許可であれば、法令違反となる可能性があります。

──転売された商品を買った人についても問題はないのでしょうか?

転売された商品を購入する行為も基本的に違法ではありません。

ただし、転売品が盗品だった場合、盗品であると知りながら購入すれば、刑法上の処罰対象となる可能性があります。



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