雨の中、待ちわびる信徒 会場、早朝から長蛇の列

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 平和の使徒ローマ教皇(法王)フランシスコの到着を控え、長崎市内では24日早朝から、各行事の会場に次々と信徒らが集まった。雷を伴う激しい雨が降る中、ミサが行われる長崎県営野球場には受け付け開始を待つ人々の長蛇の列。「平和へのメッセージを」。雨に打たれながらも、笑顔で対面を待ちわびた。

 教皇が核兵器廃絶を訴えるメッセージを発信する爆心地公園内には、原爆で倒壊した旧浦上天主堂のがれきから見つかった木製の十字架が飾られた。行事に参列する長崎の被爆者で語り部の下平作江さん(84)は「核廃絶への道筋を示してほしい」と期待した。

 ミサ会場の列の先頭で待つ大阪府熊取町の女性信徒(60)は、まだ薄暗い午前6時前に到着したという。韓国・ソウルから駆けつけたチマ・チョゴリ姿の女性信徒ら外国人の姿も目立った。聖歌隊として参加する地元の高校1年久松彩菜さん(16)は「緊張しているが、楽しみ。歌を通して世界平和を伝えたい」と笑顔で答えた。

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