同じ車を購入した友人の方が自動車税は「4000円」安い!?購入した年で税額は変わるの?


今回は、自動車税の概要や同じ車でも税額に差が出る理由などについてご紹介します。

▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた!

自動車税とは

総務省によると、環境性能割は「自動車がもたらすCO2の排出、道路の損傷、交通事故、公害、騒音などの様々な社会的費用にかかる行政需要の原因となる者へ負担を求めるもの」として2019年に創設されました。自動車の燃費基準や排出ガス規制の達成度など、取得した車の環境性能によって、取得価格の0~3%の税金が課されます。

種別割は、毎年4月1日のタイミングで車を保有していると課税対象です。環境性能割が創設される以前は「自動車税」の名前が付いていた税金で、環境性能割の導入とともに名前が変更されました。種別割では、車の総排気量などに応じた税額設定がされています。

同じ車でも自動車税種別割の金額が異なる理由とは

総務省によると、改正前と改正後の金額は表1の通りです。

表1

例えば、排気量が1200ccの車を、2018年10月と2019年10月にそれぞれ購入した人物がいたとしましょう。このケースだと、2018年10月に購入、初回新規登録をした車の方が2019年10月に購入、初回新規登録した車よりも4000円多く種別割がかかります。

もし15年同じ車を持っていれば、「4000円×15年」で種別割の税額は6万円の差になるでしょう。



Source link