宮迫博之「ドジャース始球式は一瞬の輝き?」粗品との応酬であからさまになった芸の質の違い


【画像】ネタとしてYouTube上で宮迫博之にかみつく粗品

 宮迫が始球式に登場した背景には、彼の恩人であるファッション通販サイト「ロコンド」の田中裕輔社長との深い縁がある。宮迫が闇営業問題で吉本興業と契約解除になった後、田中氏は彼を同社のテレビCMに起用し、その後もYouTubeでのコラボレーションを重ねるなど、宮迫の活動を支援し続けてきた。

■地上波テレビへの復帰には高いハードル

 ロサンゼルスでの晴れ舞台、しかも大谷翔平の試合という話題性の高い場面に登場したことで、SNSでは「完全復活か?」という声もあがった。しかし、地上波テレビへの本格的な復帰はいまだに実現していないし、そこには依然として高いハードルがある。

 この一件は単なる芸人個人の不祥事にとどまらず、これによって芸能事務所やテレビ局に対する世間の目が厳しくなった。宮迫に限らず、芸能人を地上波で起用するには、タレントとしての人気や実力だけでなく、コンプライアンス的に問題がないかどうかもより重要になっている。

 これは、彼が芸能界やテレビ業界のしがらみの外に出たことを意味する。宮迫はYouTuberとして一定の成功を収めてはいるが、テレビ業界にとっては「戻しづらい存在」となってしまっている。特に、吉本興業という大手芸能事務所との関係が決裂した状態である以上、バラエティ番組などでの共演や共存は難しい。



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