【AFP=時事】ドナルド・トランプ米大統領は19日、元配偶者や元交際相手の性的画像や動画を復讐目的で公表する「リベンジポルノ」を禁止する法案に署名した。実際の画像・動画だけではなく、人工知能(AI)によって生成された画像・動画も対象となる。
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「テイク・イット・ダウン法」は、連邦議会で超党派の圧倒的な支持を得て可決された。本人の同意なしに性的な画像を公開する行為を犯罪とし、オンラインプラットフォームからの削除を義務付けている。
トランプ氏はホワイトハウスでの署名式で「AIによる画像生成の普及により、無数の女性たちがディープフェイクやその他の露骨な画像を本人の意思に反して拡散され、嫌がらせにさらされている」と指摘。
「本日、これを完全に違法とする」「被写体の同意なしに露骨な画像を意図的に配布する者は、最長3年の禁錮刑に直面することになる」と述べた。
また、48時間以内に画像を削除しないウェブサイトは、民事責任を問われることになると語った。
法案の署名式には、第2次トランプ政権発足以来、ホワイトハウスでほとんど姿を見せることのなかったメラニア夫人も出席した。【翻訳編集】 AFPBB News