統一教会、解散命令でも日本人信者1200人参加の「合同結婚式」強行の内幕《韓鶴子総裁は「強く大胆に進め」と…》


【画像】解散命令を受けて「強く大胆に進め」と指示を出した韓鶴子総裁

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裁判所は『無反省』と判断

 と言って、統一教会(現世界平和統一家庭連合)元広報部長の大江益夫氏は、一通のLINEを見せてくれた。

〈裁判所に「改善の見込みなし=無反省」と判断されたという事だと思います。反省、改善、改革に要する時間がタップリあったハズなのに。目に見える形での「反省とお詫び、そして大改革」が為せなかった。田中(富広)会長以下、誰一人として辞めていない。これじゃあ、無反省と断じられても不思議じゃない〉

 昨年、『旧統一教会 大江益夫・元広報部長懺悔録』(著者は樋田毅氏)を出版した大江氏は、現在の教団の在り方を厳しく批判した。

「多くの信徒が同じように、『行政や司法と対決しても勝てるはずないのだから、早く謝罪して出直すべきだった』と訴えています。『基本的な人権の中で、信教の自由が最優先だ』という主張は独善的で、世の中に通用しませんよ」

山上被告は、大阪拘置所に勾留されたまま

「20年前から文化庁宗務課へ何度も足を運んで、統一教会の解散を求めてきました。その都度『刑事事件の確定判決を持って来て』と門前払いにされた。民事の判決だけで解散に至ったいま、この間に拡大した被害を考えると、残念でなりません」

 そもそもこの解散命令のトリガーとなったのは、山上徹也被告(44)による安倍晋三元首相殺害事件だった。当の山上被告は、大阪拘置所に勾留されたまま。

「普通は1年弱で終わる公判前整理手続きに、2年以上かかっています。初公判は今年の秋以降になる見通しです」(司法担当記者)



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