「将来なりたい職業」ランキングの上位に、プロゲーマーが名を連ねることも珍しくなくなりつつあります。
【画像】『デュエマ』のコーチングを行うZweiLance選手を見る
そして、トレーディングカードゲーム(TCG)の世界でも、プロゲーマーに相当するプロプレイヤーと呼ばれる存在がいます。
TCGの元祖である『マジック:ザ・ギャザリング』では、総額100万ドルの賞金をかけた公式大会が毎年のように開催。賞金がないタイトルについても、インフルエンサーとしての宣伝効果を見込まれ、カードゲームショップなどとスポンサー契約を結び、競技シーンで活動するプレイヤーたちが台頭しています。
『マジック:ザ・ギャザリング』の弟分にあたるTCG『デュエル・マスターズ』のプロプレイヤー・ZweiLance(ツヴァイランス)選手もまたその一人です。
今回、KAI-YOUは、ZweiLance選手にインタビューを実施。
ZweiLance選手がプロプレイヤーとして、『デュエル・マスターズ』というゲームおよびそのコミュニティに、どのように向き合っているのかについてお話しを聞きました。
企画・取材・文:都築陵佑
『デュエル・マスターズ』プレイヤーの顔役・ZweiLance選手とは?
ZweiLanceさんは、1994年北海道生まれ。現在はカードゲームショップ「カードラッシュ」が運営するプロチーム・Card Rush Prosに所属するプロカードゲームプレイヤーとして活動しています。
2005年から『デュエル・マスターズ(以下、デュエマ)』をはじめ、大学進学を機に競技シーンに参入。
競技活動に打ち込む中、2016年に盟友・フェアリー選手とYouTubeチャンネル「FairyProject(フェアリープロジェクト)」を立ち上げ、『デュエマ』関連インフルエンサーとしてのポジションを確立しました。
2018年からはシステムエンジニアを退職し、競技活動/インフルエンサー業に専念。2020年に「FairyProject」を解散した後、単独名義のYouTubeチャンネルを始動(現在、登録者数は11万人超)。競技的な視座を軸に『デュエマ』に関する動画コンテンツを発信しています。
公式番組にゲスト出演する機会も多く、2024年からスタートした『デュエマ』の公式リーグ戦「デュエチューブリーグ」では、TEAM SAGAのリーダーに抜擢。
まさに『デュエル・マスターズ』プレイヤーの顔役とも呼べる存在となっています。