女優の今田美桜が主演を務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月~土曜・前8時)は21日に、第38話が放送された。(以下、ネタバレがあります。ご注意ください)
豪(細田佳央太)の戦死に、朝田家はショックに包まれる。蘭子(河合優実)は「みんなが立派やと言うたびに、うちは悔しゅうてたまらん」とショック。のぶ(今田美桜)は「豪ちゃんはうちの家族や、この国の人らのために、命をかけて戦こうたがや。立派やと言うちゃりなさい」と伝え、「豪ちゃんの戦死を、誰よりも蘭子が誇りに思ちゃらんと」と励ました。
すると蘭子は「お姉ちゃん本気でそう思ちゅうがかい?男の子は兵隊になって戦争に行きなさい、命を惜しまず戦いなさい、豪ちゃんみたいに名誉の戦死をしなさい、戦死したらみんなで立派やと言いましょう、って?」と怒る。のぶが「そうながよ」とうなずくと、蘭子は「そんなの嘘っぱちや!みんな嘘っぱちや!」と号泣しながら絶叫した。
この様子を見たネットは「のぶ、最低の励まし」「まだ言うかのぶ」「ちょっとのぶちゃん黙って」「のぶ、その言葉は蘭子ちゃんの哀しみに寄り添えないよ…」「今の蘭子に辛いって…姉ちゃん」「戦死を誇りに思わんとアカン、酷やわ。酷すぎるわ」「のぶ、妹にそんなこと言うなよ……この怒りを理解しろ…」とお怒り。
また「愛国精神強めのヒロインて珍しいかも。心の底は知らんけど」「のぶは立場上、それを言い続けるしかない」「のぶちゃんはこの時代の教育者だから仕方ない」「のぶちゃん、それは自分に言い聞かせてるの?自分がやってきたことは間違いじゃないって思いたいから?」「これのぶと蘭子とでかい溝できるぞ」などの感想も寄せられた。
報知新聞社