「真面目で車が好きだった」強風で“鉄パイプ製の小屋”吹き飛び列車に…先頭車両の乗客死亡 トタン屋根・シート覆った横4m×高さ3mの簡易的小屋 長野・須坂市


【画像】事故直後の様子を乗客が撮影した写真には、線路わきに残された、いくつものトタンや骨組みの鉄パイプが見える

先頭車両にいた会社員・栗原雄二さん(56)が死亡

この事故で、先頭車両に乗っていた長野市の会社員・栗原雄二さん(56)が死亡した。

事故直後の様子を乗客が撮影した写真には、線路わきに残された、いくつものトタンや骨組みの鉄パイプが見える。

列車に衝突したのは、強風で飛ばされたとみられる鉄パイプ製の農機具小屋とみられている。

現場の線路脇に置かれた農機具。
現場近くに住む男性は、この農機具を覆っていた小屋が強風で飛ばされたと話す。

近隣住民:
トラクターが雨で濡れるから、屋根はトタン張って青いシートで巻いてあっただけだから。あれはダメ、飛んじゃう。
(Q. 昨日までトラクターを囲う小屋があった?)
あった!その小屋が舞っちゃった。

住民男性によると、小屋は鉄パイプを張り合わせた横約4メートル、高さ3メートルほど。

屋根にトタンを張り、小屋の周りをシートで覆った簡易的なものだったという。

栗原さんの知人「まさか雄ちゃんが…」

事故が起きた午後5時50分頃の雨雲と雷の様子を見ると、激しい雨をもたらす発達した雨雲が須坂市を通過しているのが分かる。国の運輸安全委員会は鉄道事故調査官2人を現地に派遣し、調査を行っている。
(「イット!」 5月22日放送)

イット!



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