ベルギー王女、ハーバード大学での研究に危機 米政権の留学認定停止で


【写真】Z世代の欧州、女王の時代に

エリザベート王女は、ハーバード大学で2年間の修士課程に在籍している。

王室は、ドナルド・トランプ政権の決定とその「潜在的な影響」を「分析中」だとし、心配するのは時期尚早と表明。

「事態が落ち着くのを待つ」「王女の学業に影響があるかどうかは時間がたてば分かるはずだ。いずれにせよ、状況を注視する」と主張した。

フィリップ国王とマチルド王妃の長女であるエリザベート王女は、ハーバード大学で公共政策を学んでおり、修士課程1年目を終えるところだった。

トランプ氏は、ノーベル賞受賞者を162人輩出したハーバード大学が、反ユダヤ主義と「ウォーク(目覚めている、の意。社会問題や人種差別、性差別などへの意識が高いことを示す)」なリベラル思想の温床だと主張し、入学と採用に関する監督に従うよう求めたが、同大がこれを拒否したことに激怒している。

クリスティー・ノーム国土安全保障長官は22日、ハーバード大学に宛てた通知文で、「ハーバード大学の学生および交流訪問者情報システム(SEVIS)プログラム認証は、即時取り消される」と述べた。SEVISとは、外国人の米国留学を許可する主要な制度。

ハーバード大学側は、「違法」な措置だとしてトランプ政権を提訴している。【翻訳編集】 AFPBB News



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