「酷暑でも着物を召される可能性」…佳子さま「超ハードスケジュールをこなす」鮮やかな仕事ぶり


淡いベージュのセットアップ

【画像】「みどりの感謝祭」児童から花束を受け取る 佳子さま

林野庁などが主催する「みどりの感謝祭」が東京・千代田区のイイノホールで行われたのは5月10日のこと。落ち着いた淡いベージュのセットアップを纏い出席した佳子さま(30)は、今年頻発した山火事の被害者への思いを述べた。

「みどりの感謝祭の名誉総裁を務める縁で、佳子さまが登壇しスピーチされました。ステージ上で花束を受け取られるなど、児童たちと交流する場面もありました」(全国紙宮内庁担当記者)

佳子さまは6月4日から17日までの日程で、ブラジルへの公式訪問が内定した。これに先立ち、外務省の中南米局長らのレクチャーを受けるなど本格的な準備が始まっている。元宮内庁職員で、皇室解説者の山下晋司氏が言う。

「外国公式訪問の場合、通常は外務省幹部の他に、大学教授などの専門家や駐日大使からのレクチャーもあります。資料に目を通したり、お言葉を考えたりと準備は多岐にわたります」

ブラジル訪問に向けたレクは4月10日から始まっている。渡航に向けた準備と同時進行で、園遊会や石川県訪問、そして今回の「みどりの感謝祭」と、佳子さまは公務も精力的にこなしている。ハードな日々が続いているのだ。

「現地での日程もハードです。2週間で8都市を訪問し、それぞれの地でお言葉もあるようです。都市によって違うお言葉が必要ですが、8つも考えるのは大変。ブラジルは広い国土のほとんどが熱帯地域で、移動にも負担がかかりますから、極めて過酷な訪問といえます」(同前)

なぜこんな強行軍となったのか。背景には「ブラジルと皇族の縁が存在する」と冒頭の宮内庁担当記者が言う。

「上皇陛下は戦前に日本からブラジルへ渡った移民たちを気にかけており、’82年に現在の天皇陛下が訪問したのを皮切りに、秋篠宮殿下、紀宮殿下が初の海外訪問先としてブラジルを選びました。佳子さまもこうした歴史を重んじているそうです。

今でも現地には日系人コミュニティが点在しています。現地で過酷な労働を強いられた人々やその子孫を平等に慰労するため、多くの地を訪問することになったのでしょう。加えて、佳子さまに『トラブルが続いた秋篠宮家のため、イメージアップに努めたい』というお気持ちもあったのでは」

望郷の念を抱く日系人たちにとって、プリンセスとの対面は待ち遠しいものになっているだろう。

「日系人たちは着物姿も楽しみにしているでしょうから、酷暑でも着物を召される可能性があります。両国の親善に努め、元気に帰国されることを祈っています」(前出・山下氏)

″東洋のダイアナ″は鮮やかな仕事ぶりで、現地の人々の心まで晴れやかにするはずだ。

『FRIDAY』2025年5月30日号より

FRIDAYデジタル



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