今夏の参院選大阪選挙区(改選数4)に出馬予定だった自民党の太田房江氏は26日、「参院選に出馬しないことを決断した」とのコメントを発表した。
太田氏は「最近、事実無根のいわれなき誹謗(ひぼう)中傷を受ける中、大きく体調を崩し、強度のストレスによるストレス障害との診断を受けた」と説明。「苦渋かつ困難な決断ではあったが、まずは治療に専念することにした」と明らかにした。
「週刊ポスト」が5月中旬、太田氏が2019年の参院選前に、大阪府内の地方議員などに選挙での支援を求め、見返りに資金提供を持ちかけたと報道。太田氏は事実関係について「一切ない」と否定していた。
大阪府知事(2期8年)を経て13年参院選で初当選。現在2期目。【東久保逸夫】