自民党の太田房江参院議員は26日、体調不良を理由に夏の参院選に立候補しない意向を文書で表明した。自民は13日の党会合で、参院選大阪選挙区(改選数4)に太田氏を擁立する方針を確認していた。
擁立決定後、選挙応援の見返りとして地方議員に資金提供を持ちかけたとの疑惑を週刊誌に報じられ、太田氏は事実関係を否定していた。
太田氏は文書で「事実無根のいわれなき誹謗中傷を受ける中、不調を感じつつも精励してきた」と説明する一方、体調を崩し、「ストレス障害との診断を受けた」と明かした。
大阪選挙区を巡っては、府連会長の青山繁晴参院議員が新人の擁立を模索していた。