大阪不明女児保護 誘拐と監禁容疑で男を送検





送検のため大阪府警本部を出る伊藤仁士容疑者(中央)=25日午後1時1分、大阪市中央区(沢野貴信撮影)

 大阪市住吉区の小学6年の女児(12)が誘拐され、栃木県小山市で保護された事件で、大阪府警は25日午後、未成年者誘拐と監禁の疑いで、同市の自称派遣社員、伊藤仁士(ひとし)容疑者(35)を大阪地検に送検。伊藤容疑者を乗せた捜査車両は同1時ごろ、大阪府警本部(大阪市中央区)を出発した。

 多くの報道陣が集まる中、伊藤容疑者は後部座席で両側を捜査員に挟まれ、腰をかがめてうつむいたまま地検に向かった。

 伊藤容疑者は、未成年と知りながら住吉区の公園で女児を誘拐したとして、23日夜に未成年者誘拐容疑で大阪府警に逮捕された。さらに、女児の靴やスマートフォンを取り上げて脱出を困難にしていたことが分かり、府警は同容疑に加え、監禁容疑でも送検した。



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