ステージ3の乳がん(浸潤性小葉がん)で右胸の全摘手術を受けたタレント梅宮アンナ(52)が27日、自身のインスタグラムで再婚したことを報告した。お相手はアートディレクターの世継恭規(よつぎ・やすのり=59)氏。数多くの有名企業の仕事に携わり、国際的な賞を受賞したクリエーターとして知られ、明るい人柄だという。
梅宮は、この日、自身のインスタグラムで花に囲まれた「Happy Wedding 恭規&アンナ様」と記されたカードの写真を投稿。「世継恭規さんと結婚致しました 世継アンナ」と記した。お相手の世継氏も自身のインスタグラムのストーリーズに英語で「純粋な心を持つ女性は全てにおいて純粋。そんな人と結ばれました」とつづっている。
梅宮は2001年に結婚し、翌年長女を出産したが、03年に離婚した。昨年8月にステージ3の乳がんで闘病していることを公表した。同年11月に全摘手術を受け、今年3月に抗がん剤治療が終了。先月30日には「今の私の現状は、治療がキチンと進み無事に、転移や、再発は今のところありませんでした」と報告したばかりだった。
一部報道によると、2人は共通の知人を介して今月14日に初めて会ったという。そこで連絡先を交換すると、2度目に会った時に世継氏が告白する形で交際がスタート。そして出会ってわずか10日後の同23日に婚姻届を提出するという〝スピード婚〟となった。芸能関係者の話。
「アンナさんはがんがちょうど落ち着いたタイミングだったため、運命のように感じたそうです。世継さんもアンナさんのすべてを受け止める覚悟といいます。結婚式はまだ当分先のようですが、大々的なものではなく、身近な人を招いたパーティー形式で開くことを考えているそうです」
梅宮のハートを射止めた世継氏とはどんな人物なのか。ある広告関係者がこう明かす。
「ハードコアバンドで活動した後にクリエイターの世界に入った異色の経歴の持ち主です。タグ・ホイヤーやエドウィン、トヨタ自動車など世界的有名企業と仕事をしたことがあります。芸能系も強く、吉川晃司、福山雅治、ラクリマ・クリスティーにも携わりました」
受賞歴も「ロンドン国際広告デザイン賞」ファイナリストに選ばれるなど華々しい。1921年に設立された世界最古の国際広告賞「ニューヨークADC賞」にも入選している。
同関係者によると「この世界にいるクリエイターが欲しがる賞です。最高賞ではないですが、入選するだけでもすごいこと」と言うが、「本人は明るくて社交的な人ですよ。パーティー好きな気のいい兄貴です」とも話す。
梅宮は新しいパートナーとともにこれからの人生を歩んでいく。
東スポWEB