芸能界から引退状態の板東英二、「お金に困ることはない」と言われるマネー人生 プロ入り契約金は王貞治超え、現役時代から副業で多店舗経営


【写真】中日入りの契約書にサインする坊主頭の板東英二。契約金は当時としては破格の金額だった

 今回の『マジカル頭脳パワー!!2025』の司会者は、山里亮太と永井美奈子アナが務めた。永井はレギュラー放送時代も担当していたが、もう1人のMCだった板東は姿を見せなかった。現在の板東はどのような状況なのか。

「板東さんはコロナ禍の2020年夏に自宅の近所で転倒して頭を打ち、入院しました。それから、5年近くもメディアには出てきていません。事実上、芸能界から引退したと言っていい。ただ、テレビやラジオだけでなく、副業でも稼いできましたし、お金に困ることはないでしょう」(芸能記者)

王貞治を超える破格の契約金で中日入り

 ドラフト制度のない当時、同年春のセンバツで優勝投手になった王貞治は早稲田実業から巨人へ入団。のちの“世界のホームラン王”の契約金は1800万円だったが、中日ドラゴンズを選んだ板東の契約金は2000万円だった。

「当時、大卒の初任給が1万3000円程度で、総理大臣の月給は15万円でした。国鉄(現・JR)の最低運賃は10円です。いかに板東さんの契約金が破格かわかるでしょう。それくらい将来を嘱望されるピッチャーだったのです」(スポーツライター)

 甲子園での連投で肩を痛めていた板東は、プロでは期待されたほどの数字は上げられなかった。とはいえ、2桁勝利を5度も上げており、救援投手につく「セーブ」の記録がない時代、リリーフ投手として活躍。“8時半の男”と呼ばれた巨人の宮田征典と並び、板東を“元祖・抑えの切り札”とする向きもある。



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