香港政府のトップ・李家超行政長官は、トランプ政権によるハーバード大学留学生の受け入れ資格取り消し措置をめぐり、香港の大学での受け入れを支援すると表明しました。
李家超行政長官は27日の会見で、「アメリカの差別的な政策で、学業を継続することが困難になっている学生を歓迎する」と述べ、香港の公立大学8校への留学生受け入れを支援することを明らかにしました。
香港ではこれまでに、香港理工大学や香港科技大学などが独自に留学生の支援を表明していました。
香港政府は「国家安全維持法」や「国家安全維持条例」で反政府的な言動への取締りを強化していますが、留学生を受け入れることで、国際的なイメージ回復を図る狙いがありそうです。
TBSテレビ