国民民主党の玉木雄一郎代表が一部の政府備蓄米について「1年たったら動物の餌に出すような物だ」と発言し波紋を広げている問題で、同党の榛葉賀津也幹事長は30日の定例会見で「話題とされる発言はSNS(交流サイト)上の切り抜きで、代表の真意が伝わっていない」と説明。「誤解を生む発言で私から心からおわび申し上げる」と謝罪した。
発言は28日の衆院農林水産委員会で玉木代表が小泉進次郎農相(衆院11区)と論戦を交わした折に出た。備蓄米が5年をめどに家畜用の餌米とされる経緯を引き「スーパーに出すと言っておられるお米もあと1年たったら実は餌米」などと説明。「本当のニーズ(対応)ではない」などと付言した。
神奈川新聞社