米国防長官、トランプ氏をシンガポール初代首相になぞらえ反感買う


【写真】「トランプはいつもチキって退く理論」に本人激怒

ヘグセス氏は、アジア太平洋地域における米国の戦略を概説した重要な演説の中で、トランプ氏とリー氏を「歴史上の人物」と呼び、「故リー・クアンユー首相と同様に、トランプ大統領のアプローチは常識と国益に基づいている」と主張した。

さらに、リー氏の「思慮深いリーダーシップと戦略的ビジョン」を称賛。

「常識的な政策こそが実現可能なのであり、まさにトランプ大統領のビジョンの目指すところだ」と続けた。

リー氏は英国で訓練を受けた弁護士で、シンガポール首相を30年以上務めた。同国をハイテク産業・金融の中心地に押し上げたリー氏は、死後10年以上たった今でもシンガポールで尊敬を集めている。

ヘグセス氏の比較に対し、ソーシャルメディアでは激しい批判が巻き起こった。

あるユーザーは、「一方はヒストリック(歴史に残る偉人)、もう一方はヒステリック(感情変化の激しい人)だ」と投稿。別のユーザーは「トランプ氏をリー・クアンユー氏と比較するだって? インスタントラーメンと高級レストランの料理を同じだと言っているようなものだ」と指摘した。

「今、地震を感じた。きっとリー・クアンユー氏が墓の中で激しく身をよじっているに違いない」と投稿したユーザーもいた。【翻訳編集】 AFPBB News



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