年間で数百万人が発症し、寒暖差などで患者が増加傾向にあるという副鼻腔炎。
長期にわたって副鼻腔炎の治療を続けている“元祖メガネっ子アイドル”でありタレントの時東ぁみ(37)に症状などについて聞いた。
【映像】「ン、ンッ」インタビュー中に時東ぁみが咳き込んだ瞬間
━━副鼻腔炎になったきっかけは?
「15年ほど前に耳の後ろあたりの頭痛が起こり、普段から頭痛を持っているタイプではなかったのですぐ病院に行った。CTを撮ったところ、頭から鼻の真ん中のところに膿が溜まっていることがわかり、副鼻腔炎だと発覚した。その時は薬を飲んで治ったが、ここ1、2年とてもひどくなった。おそらく、今3歳の息子がもらってくる風邪などが原因だと思う」
━━ここ1、2年で症状が悪化したとのことだが、具体的にどのような症状があったのか?
「ずっと鼻の奥から喉にかけて引っかかるものがある感じ。数日間、強めの薬を飲んでいるので今はマシだが、嗚咽するほど咳が出てしまったり、鼻の奥に膿が溜まっているので鼻が詰まっていなくても、ずっと鼻声。さらに寝ている時がとにかくしんどくて、ずっと鼻から喉に膿が流れている状態になるので、正直眠れない。数時間に1回咳で起きるので寝不足のまま仕事をしている感じです」
━━今の治療は薬だけか?
「今は5種類ほどの薬を飲んでいるが、手術も検討している。とはいえ、手術は全身麻酔など大事なので、その前に一旦薬でどうにかできないか、2カ月ほど様子を見ることになっている」
━━薬の効果はあったか?
「少し汚い話で申し訳ないが、以前は鼻うがいをすれば膿がドロドロと出ていた感じが1週間近く続いていた。だが今は薬が効いてきたので、鼻うがいをしても膿がドロドロ出るほど溜まっていないという感じ」
━━今も咳払いするなど辛そうだが、それも副鼻腔炎の影響なのか?
「はい、ずっといるんです、何かがずっと流れているので、(咳払いをして)切ろうとしてしまう。ちょっとした風邪なら切れる感覚があるが、副鼻腔炎は切れない。そのため、違和感がずっとある状態で、咳などを繰り返しながら喋らないと、苦しくなる」