「また大谷翔平か!」「大谷ハラスメント」の声も…。日本メディアが大谷翔平ばかりを過剰に取り上げる“残念な事情”


【写真】「大谷翔平ハラスメント」という言葉ができるほど絶好調の大谷翔平

 「大谷ハラスメント」とは、大谷翔平に関する報道やプロモーションの過剰さを揶揄した言葉だそうな。大谷翔平自身には、何の問題も責任もないのだが。

■大谷翔平と他の日本人メジャーリーガーの差

 チケットサイトが事前に抽選販売をしたが、そのサイトは立ち上げ直後に「何万人待ち」の表示が出た。何次かの販売があったが、いずれも瞬時で売り切れた。転売ヤーたちも暗躍したようで、転売サイトには高額の価格をつけてチケットが出品された。

 ただ、すべてのチケットが「超高嶺の花」になったわけではない。「MLB東京シリーズ」は、カブス対ドジャースの開幕戦2試合のほか、巨人、阪神とドジャース、カブスが対戦するプレシーズンマッチが4試合組まれていた。

 同じプレシーズンマッチで、なぜこれだけの「差」がついたのか?  間違いなく大谷翔平が「1番DH」で出場するドジャース戦が、人気を呼んだのだ。カブスにも鈴木誠也、今永昇太と日本人メジャーリーガーがいた。カブス対巨人、阪神も満員にはなったが、ドジャース戦とは人気、注目度が全然違っていたのだ。

 今、日本は「MLBブーム」だと思うが、それは実質的には「大谷翔平ブーム」と言って間違いないだろう。

 大谷翔平に対する日本人の注目度がすさまじく大きいから、そのニーズを察知したメディアが過剰な報道を連日続け「大谷ハラスメント」と呼ばれる事態になったのだ。

■MLB公式サイトにも大谷翔平がトップ画面に掲載



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