【精神科医が教える】劣等感が強い人が抜けられない「思考のクセ」とは?


● 劣等感

劣等感の強い人は、
理想が狭い傾向にあるわ。
いろんな生き方があるから、
いろんな理想があるはずなのに、
なぜか自分の理想はとても狭い。
そんな狭いところにピンポイントで達成できる
わけもないから、常に自分を認められない。
劣等感に悩まされている人の問題は
能力じゃないのよ。考え方。
● 劣等感を生むのは「能力不足」ではない

 劣等感に悩まされるとき、多くの人は「自分には能力がないからだ」と思い込みがちです。

 しかし、実はそうではありません。劣等感の本当の原因は、考え方のクセにあります。

● 理想が狭すぎると、自分を追い込む

 劣等感の強い人は、「こうでなければいけない」という理想が非常に狭く、限定的になりやすい傾向があります。

 本来、人生にはさまざまな生き方や成功の形があるはずです。しかし、たった一つの狭い理想だけを「正解」と思い込むと、そこにぴったり当てはまることはほとんどありません。

 そのため、常に「自分はダメだ」と感じてしまうのです。

● 視野を広げると、劣等感はやわらぐ

 大切なのは、自分自身に対してもっと広い理想を持つことです。ひとつのやり方だけが正しいのではなく、自分なりのやり方にも価値があると認めてあげましょう。

 考え方を少し柔らかくするだけで、自己肯定感はぐっと高まります。劣等感に苦しむときは、まず「理想の枠を広げる」ことから始めてみてくださいね。

 ※本稿は『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)の著者による特別原稿です。

精神科医 Tomy



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