【ワシントン共同】2日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルは、ウクライナが1日に実施した無人機によるロシアへの大規模攻撃に関し、トランプ米政権に事前に通知していなかったと伝えた。2日のロシアとウクライナの直接交渉は最大の焦点だった停戦で進展がなく、仲介するトランプ大統領は双方が攻撃を激化させる事態にいら立ちを募らせている。
トランプ氏は5月30日、ロシアのプーチン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領はいずれも「意固地だ」と批判。ロシアによるウクライナへのミサイル攻撃について「驚かされるのは好きではなく、非常に失望している」と語っていた。