5月18日、大阪・日本橋でコスプレイベント「第18回 日本橋ストリートフェスタ2025」（通称：ストフェス）が開催された。同イベントは、日本橋のある電気街「でんでんタウン」周辺を舞台に、地域活性化を目的として2005年にスタート。今年は、昨年の来場者数を上回る22万人が訪れ、最大級の盛り上がりを見せた。「ENTAME next」では、当日注目を集めていたコスプレイヤーたちに現地で直撃インタビューを敢行。さらに、特別に撮り下ろしの撮影にも応じてもらった。
【写真】母娘でコスプレ、ててのさんの撮り下ろしカット【5点】
今回お話を訊かせてもらったのはライトノベル『この素晴らしい世界に祝福を！』の、めぐみんに扮していた、ててのさん。コスプレイヤーでもあるお母さんと一緒に参加していた。そんな16歳の彼女のリアルなコスプレライフを訊いてみた。
――お若く見えますが、何歳ですか？
ててのさん 16歳の高校2年生です。
――コスプレを始めたキッカケを教えて下さい。
ててのさん お母さんが現役のコスプレイヤーなんです。始めたのがたしか私が小学生の頃で、よくイベントに連れて行ってもらっていたんです。中学3年生のときに、あるイベントで推しキャラのコスプレをしているレイヤーさんを見かけて、「私も推しになってみたい！」って思ったのがキッカケですね。
――それがコスプレを始めた最初の一歩だったんですね。
ててのさん そこからちょっとずつ始めて、今で2年目ぐらいです。今日のめぐみんは、小学生の頃からずっと大好きなキャラで、今回が3回目のコスプレ。でも、いまだに緊張しちゃいます（笑）。メイクの段階から『大丈夫かな…』ってそわそわしてて。
――どの瞬間に「めぐみんになれた！」と思いますか？
ててのさん メイクが終わってウィッグをかぶった瞬間に「よし、変身できた！」って感じになります。
――自己採点すると何点でしょう。
ててのさん うーん、90点くらいかな。あと10点は……身長ですね（笑）。めぐみんって本当はもっと小さいので。
――では、コスプレ以外に、趣味はありますか？
ててのさん 絵を描くのが好きです。好きなキャラクターを自分で描くのがすごく楽しくて、息抜きにもなってます。それで美術部に入ったのですが、今は幽霊部員（笑）。先生からも「無理して来なくていいよ」って言われているくらいで、放課後はバイトしてることが多いです。
――なんのバイトしているんでしょう。
ててのさん 緑のコンビニです（笑）。週に3〜4回くらいシフト入ってて、バイト代のうち3万円くらいは毎月コスプレに…。1～2着は新しい衣装を買っちゃいます。
――イベントでコスプレすることが多いですか？
ててのさん 私は徳島に住んでいるのですが、地元ではあまりコスプレイベントがないので、大阪まで遠征することが多いかも知れないです。今日の「ストフェス」もそうですし、いつもお母さんと一緒に参加しています！
