小泉進次郎農水大臣が、小売価格2000円を想定して備蓄米を売却する随意契約に対する申し込みが、1500件を超えたことを明らかにした。3日夜のSNS投稿では「全銀協、地銀協に続き、備蓄米の随意契約の資金面でのサポートを全信協にも依頼。主に中小スーパーや町のお米屋さんが対象です」と全信協との面会写真をアップした。
【写真】パイナップル柄のアロハシャツで登場 備蓄米買い戻しを表明する小泉農相
就任翌日の5月23日には東京都内のスーパーなどを視察し、店頭に米が少なく、品薄状態の棚を見て説明を受けている様子もテレビなどで報じられていた。
一方で随意契約による備蓄米の売却開始後、ネットでは一部地域では「これまでコメ袋がゼロだったスーパーに突然コメ袋が山積みされていた」「うちの方は米、売り場に山積みで売ってる」「お米が山積みで売られていました」「こっちは、めっちゃ山積みだけど 5kg5000円」「不思議なのは備蓄米が出始めたらいきなりブランド米が出てきたこと。値段は高いですが」「米の棚がガラガラだったのが、いきなり増えてて、びっくり」「いきなりスーパーの米在庫大量に復活」との報告が相次いでいる。
小泉備蓄米ではなく、4000~5000円の値段がついているとの投稿が多い。
品薄状態から急変したことに「小泉大臣が出てきた途端」「なんで突然、品不足だったはずのスーパーの米がいま山積みになってるねん?おかしいやろ」と疑念を抱く指摘も相次いでいる。