6月4、5日、戦後80年に際した戦没者慰霊のため、1泊2日のご日程で沖縄を訪問された天皇ご一家。5日は沖縄の伝統染織物「かりゆし」をお召しになって、修復中の首里城を視察された。
「首里城は2019年の火災により、主要な建物が焼失しました。ご一家は常に関心を寄せられており、今年の春の園遊会では、首里城再建に向けた委員会の委員長を務める高良倉吉さんとご歓談。高良さんは歓談後、『皆が甦ってほしいと願っている首里城についても色々と知識をお持ちで。戦争など色々なことがありましたけれど、それも含めて地域に対する思い、お気持ちを随分と感じました』と語っていました。
職人たちから説明を受け、雅子さまは『たくさんの人々が完成を楽しみにしていますね』と、愛子さまは20代の女性の職人に『女性として大変だったことはありますか』などとお声がけされていました」(皇室ジャーナリスト)
お三方が着用された「かりゆし」は、実際に沖縄で販売されているものだという。
「おそらく、どれも『月桃物語』というブランドの商品で、天皇陛下のシャツは10780円、雅子さまのワンピースは13200円、愛子さまのワンピースは8910円のものだと思われます。『月桃物語』はすべての商品を沖縄県内の自社工場で生産しており、沖縄県内に十店舗を構えています。沖縄の伝統品をまとうことで、沖縄の人々に寄り添われるお気持ちが伝わってきます。
雅子さまと愛子さまが着用されたカラーのワンピースは、今夏の新発売の商品にもかかわらず、5日時点で全サイズ売り切れています。同じものを求める方が殺到したのかもしれませんね」(ファッションライター)