元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(59)が6日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に生出演。3日に肺炎のため89歳で死去した巨人軍終身名誉監督で父の長嶋茂雄(ながしま・しげお)さんについて約15分にわたりしのんだ。
【写真あり】監督時代の長嶋茂雄さん。オープン戦に訪れた一茂、三奈さんとの笑顔の3ショット
一茂は立大野球部で活躍し、ドラフト1位でヤクルトに入団。93年に茂雄氏が監督を務める巨人に移籍するも、3年後に茂雄氏から戦力外通告を受け、引退した。
実父からの“終了宣告”に「父親に言わせてしまってはいけなかった言葉だったな」と反省した一茂。「父親が2回目に巨人の監督を引き受けた時にちょうど松井秀喜選手が入団して、僕もヤクルトから移籍。“何とか父親を胴上げして、自分もその輪の中に入りたい”って思っていたけど。プロの世界厳しいので胴上げの輪に入ることはできなかった。胴上げの時父親にさわれなかった」と巨人時代を振り返った。
「引退の宣告を父親にさせてはいけなかったな。30年前悔やまれることではあった」と力を込めた。