わかりやすく腐敗…進次郎をぶった斬ったJA出身・野村元農相「談合と支配欲」私もコメを買ったことがありません!


小泉進次郎農相に「党に相談がなかった」として苦言

 野村氏は、鹿児島県農協中央会常務理事などを務めたJA出身の自民党農水族だ。

 JA出身の野村氏は、備蓄米をスーパーで放出した小泉進次郎農相に対し、「党に相談がなかった」として苦言を呈した。党内根回しの不足を問題視する姿勢は、意思決定のスピードと透明性を求める現代の行政運営に逆行するものであり、既得権益層による統治慣行の復権を公言しているようなものだった。小泉農相の反論「すべて党に諮っていたら何もできない」は、形式主義に凝り固まった農政官僚的感覚へのまっとうな批判であり、国民目線で支持されるべき発言である。

 今回の備蓄米放出に関しては、民間側からも強い支持が寄せられている。ディスカウント大手のパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(ドン・キホーテ)による意見書では、米流通における構造的な非効率性と価格高騰の背景が明確に指摘された。一次問屋がJAと特約的な関係で固定されており、新規参入が阻まれている現実。多重構造により五次問屋まで存在し、各段階でマージンが重ねられるため、消費者が払う価格は過度に高騰している。これを是正するには、中間構造を解体し、JAとの直接取引や透明な価格開示を前提とした競争導入が必要だとドンキは提言している。



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