中居正広もう1人の被害アナの名誉回復へ フジテレビ検証番組で「重大証言」か


【写真】白髪になった中居正広氏

 フジの第三者委員会は中居氏がAさんに「性暴行」を働いたと認定。同局の清水賢治社長は5日、事態を把握しながら適切な対応を行わなかったとして、港浩一前社長と大多亮元専務に対して法的責任を追及することを明言した。中居氏と親密な元編成幹部B氏は4段階の降格処分。

 同時にAさんから被害相談を受けた編成制作局アナウンス室部長(当時)のF氏については、報告書で「産業医等の医師や上長の指示等に従い、女性Aに配慮した対応を一貫して行っていたことから、処分の対象とならなかった」と異例の記載を行った。

 F氏はAさんの元上司。Aさんのサポート窓口をひとりで任され、トラブルを穏便に済ませようとする上層部との間で〝板挟み〟になり、苦悩していたという。

 報告書では「心理支援の専門家ではない管理職が、PTSDを発症した部下とのコミュニケーションをひとりで担うことは困難であり、F氏の負担は大きかった」と指摘。

 その上で「通常は、懲戒処分の対象とならなかった者については公表を行わないが、F氏については、一部の週刊誌報道において、実名や顔写真が掲載され、事実に基づかない誹謗中傷が特に苛烈であることから、当社の判断として、処分の対象ではないことを示す必要が大きいと考え、公表に至ったものである」とした。フジ内部関係者の話。

「スポンサー離れに歯止めをかけ、CMを再開するには港前社長、大多元専務、B氏の〝やらかし3人衆〟の処分と並行してF氏の名誉回復をきちんと行わなければならない。F氏は週刊誌報道にショックを受け、一時は出社もままならない状況だったが、第三者委員会のヒアリングには包み隠さず全てを話した。中居氏の『性暴行』認定において、F氏が果たした役割は非常に大きい」

 7月に放送予定というフジの検証番組の取材にもF氏は応じているという。別のフジ関係者によると「F氏が顔出しで出演するかどうかはわかりませんが、Aさんから相談を受けた経緯などが放送される見込みです」。

 内容によっては、「性暴行」扱いに反発する中居氏にも大きな影響を与えることになりそうだ。

東スポWEB



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