櫻井翔主演「占拠シリーズ」第3弾は『放送局占拠』!7月スタート決定、SNSで早くも期待の声

嵐の櫻井翔が主演を務める日本テレビ系ドラマ「占拠シリーズ」の第3弾タイトルが『放送局占拠』(7月スタート)に決定したことが発表されました。同シリーズは、視聴者がSNSで感想やツッコミを投稿しながら楽しむ「ツッコミ視聴」という新たなジャンルを定着させたことでも注目されており、新作への期待が高まっています。

日本テレビ 7月期新土曜ドラマ『放送局占拠』主演の櫻井翔日本テレビ 7月期新土曜ドラマ『放送局占拠』主演の櫻井翔

人気シリーズ「占拠」の歴史

「占拠シリーズ」は、正義感あふれる熱血刑事・武蔵三郎(櫻井翔)が、仮面で顔を隠した謎の武装集団と繰り広げる手に汗握るタイムリミット・バトル・サスペンスです。2023年に第1作『大病院占拠』、2024年に続編となる『新空港占拠』が放送され、回を重ねるごとに人気を博しています。

最新作『放送局占拠』の舞台と櫻井翔のコメント

今作で描かれるのは、再び襲来した武装集団が500人の人質を取り、放送局を占拠するという緊迫した状況です。主演の櫻井翔さんは、物語の舞台が放送局になると知った際の感想について、「自分にとって、とても身近な場所なので、『こうきたか!』という驚きとともに、多くの方は足を運んだことがない場所なので、どういうふうに見てもらえるのか、今からとても楽しみにしています」とコメントを寄せており、『放送局占拠』への意欲を語っています。

視聴者の期待と独特な「ツッコミ視聴」文化

この発表を受け、インターネット上では早くも多くの期待の声が寄せられています。「シリアスなはずなのに笑える」「ツッコミどころ満載だけど毎週見てしまう」といった、一般的なドラマへの反応とは異なる独特なコメントが多いのが特徴です。これは、本シリーズが「SNSでツッコミながら視聴する」というスタイルを定着させた影響が大きいと言えます。

「ツッコミ視聴」が生まれた経緯

特に、第1弾『大病院占拠』は、放送開始前は往年のヒットアクション映画のような作品が期待されていました。しかし、運動神経に自信がないことで知られる櫻井さんのアクションシーンや、爆発シーンなどのCG描写が視聴者の予想と異なり、ある意味での「意外性」が話題となりました。

その中でも、特に視聴者の間で語り草となっているのが、第2話で主人公の妻役・比嘉愛未さんが窓から落下しそうになる場面です。櫻井さんが間一髪で手をつかみ助けるという展開でしたが、タイミングや演出が「明らかに間に合っていない」「落ちているように見える」とネット上でツッコミが続出しました。また、比嘉さんがロープで繋がれていたストレッチャーが救出後に「消えた」ことも、視聴者に衝撃を与えました。

こうしたシーンをきっかけに、櫻井さんのアクションや展開に対する視聴者の「ツッコミ」が活発化し、「ウソだろ?」という櫻井さんの決め台詞と共に、皆でツッコミを入れながらドラマを楽しむ視聴スタイルが確立されました。

仮面の下は誰?推測を楽しむ視聴者

また、仮面を被った武装集団のメンバーが誰かを推理するのも本シリーズの大きな魅力です。第1話の放送直後から、敵のリーダー役に対して「どう見ても口元が菊池風磨」「風磨だってすぐ分かった」といった声が多数上がり、特徴的な口元を持つ菊池風磨さんのキャスティングが、早くも正体バレに繋がるという珍事も発生しました。しかし、これも視聴者にとっては楽しみの一つとなり、作品を盛り上げる要因となりました。

まとめ

櫻井翔さん主演の「占拠シリーズ」最新作『放送局占拠』は、これまでのシリーズ同様、手に汗握るサスペンスでありながら、視聴者参加型の「ツッコミ視聴」文化によって、予測不能な盛り上がりを見せることが期待されています。7月からの放送開始に向け、どのような展開が待っているのか、注目が集まります。

出典:Yahoo!ニュース