絶大な人気を誇るアイドルグループ『Snow Man』の目黒蓮（28）が、米国ハリウッド製作の世界的ヒットドラマ『SHOGUN 将軍』のシーズン2に出演することが、11月18日に配信プラットフォームのディズニープラスから発表されました。目黒は新キャラクターの和忠（かずただ）役を演じ、約10ヵ月にも及ぶカナダでの海外撮影に臨むという異例の挑戦に注目が集まっています。
世界的ヒット作『SHOGUN 将軍』続編への参加決定
目黒蓮は今回の出演について、「昨年、ディズニープラスでSHOGUNの配信を観させて頂いた時、これまでの海外で表現される日本の描かれ方との違いや壮大さに感動して、自分も日本人としてこの作品に絶対に出演したいと強く思いました」とコメントを寄せています。彼は自身で作品に関する記事を徹底的に調べ上げ、今年のオーディションに参加。見事合格し、“チームSHOGUN”の一員となりました。
目黒は「僕はこの1年、SHOGUNの撮影をしているところをずっとイメージしてきました。たくさんの方が積み上げてきたものをしっかりと受け取って、SHOGUNという作品を大切に僕に与えられた役を形にしたいと思います」と力強い決意を表明しています。
『SHOGUN 将軍』シーズン1は、俳優の真田広之（65）が主演兼プロデューサーを務めた戦国巨編として世界中で大ヒットを記録しました。昨年の第76回エミー賞では連続ドラマ部門の主演男優賞、今年の第82回ゴールデン・グローブ賞ではテレビドラマ部門の主演男優賞を受賞するなど、その質の高さは国際的に高く評価されています。
10ヵ月間の長期海外撮影が示唆するキャリアチェンジへの決意
芸能プロダクション関係者によると、『SHOGUN 将軍』続編のオーディションは、「ネックだったのは拘束期間の長さ」と語っています。来年1月からカナダのバンクーバーで約10ヵ月間、撮影に専念する必要があり、日本の芸能活動との両立は「ほぼ不可能」な状況です。そのため、すでに翌年の仕事が決まっている売れっ子俳優にとっては、スケジュール調整が非常に困難であるとされていました。
「それだけに売れっ子の目黒さんが出ると聞いてびっくりしました。普通はありえない。おそらく“SHOGUNファースト”でスケジュールを組んだのだと思います」と関係者は驚きを隠しません。この発言は、目黒が来年1月以降、しばらくカナダに拠点を移し、今回の挑戦に並々ならぬ決意で臨むことを示しています。音楽関係者によれば、「Snow Manのメンバーも目黒さんの決断を後押ししています。どこかのタイミングでカナダに会いに行くことも考えているようです」と、グループの強い絆が窺えます。
紅白歌合戦辞退の背景とハリウッドへの視点
年末の『第76回NHK紅白歌合戦』の出場歌手にSnow Manの名前がなかったことも話題となりました。ジャニーズ事務所から改名したSTARTO ENTERTAINMENTからはKing ＆ Princeのみが出場する現状ですが、選考過程でSnow Manにもオファーがあったものの辞退したと報じられています。
これに対し、スポーツ紙記者は「辞退報道を受けてNHKとSnow Manの“確執”を疑う声もありますが、それは少し飛躍しすぎですね。Snow Manはここ数年、大みそかは配信ライブを行っており、これがファンにも大好評。初開催の’23年は同時接続数が133万人を超え、昨年もおよそ127万人がリアルタイム視聴しました」と解説します。今年の開催は未定ですが、来年1月からカナダへ旅立つ目黒を送り出したいファンは多く、これが辞退の一因とも考えられます。
目黒が尊敬する真田広之は2005年に米ハリウッドに拠点を移し、日本の仕事はCMが中心で、ドラマや映画のオファーを断ることが多いとされています。前述のスポーツ紙記者は「真田さんは日本嫌いというわけではなく、自由闊達なハリウッドの製作現場が気に入っているのです。向こうでは俳優と裏方は“対等な立場”でひとつのファミリー。目黒さんもそうした世界に飛び込みたかったのでしょう」と推測しています。
ハリウッドの撮影現場では、ギャラの支払いも日本とは異なり、拘束時間に対して明確に支払われるのが一般的です。『SHOGUN 将軍』シーズン1に出演した俳優・西岡徳馬（79）が過去に語ったところによると、撮影が時間超過した場合、スタッフのギャラは残業8時間を過ぎると1.5倍、12時間過ぎると倍になることもあるといいます。エキストラ役の中には、セリフがほとんどなくても600万円を稼いだ者もいたとの事例もあり、日本の芸能界とは異なる環境がそこには存在します。
目黒蓮、世界的人気ドラマ『SHOGUN 将軍』シーズン2への出演が決定し、新たな挑戦に挑む
俳優・目黒蓮、世界へ羽ばたく最大の挑戦
「俳優・目黒蓮」にとって、今回の『SHOGUN 将軍』シーズン2への出演は、これまでのキャリアにおける最大の挑戦となるでしょう。日本のトップアイドルとしての地位を確立しながらも、新たな表現の場を求め、世界に飛び込むその決断は、彼の役者としての可能性を大きく広げるに違いありません。凛々しい“サムライ姿”で、彼が世界に羽ばたく姿に期待が高まります。
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