日本テレビ系「一茂×かまいたち ゲンバゴールデン2時間SP」に出演した元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂さん(59)が、番組ロケ中に思わぬ人物と再会する場面がありました。東京・府中市の市場を訪れた一茂さんが遭遇したのは、かつてプロの世界で戦った「元中日ドラゴンズ」のピッチャーでした。
日本テレビの番組ロケ中に笑顔を見せる長嶋一茂さん
ロケ地:超巨大市場での出来事
番組企画で「安いのに質がイイもの」を探るため、長嶋一茂さんとかまいたちの二人は東京・府中市にある大東京綜合卸売センターへ。この超巨大市場のゲンバを巡るロケ中、市場内を歩いていると、突然「久しぶり!」という親しげな声が長嶋一茂さんにかかりました。振り返った一茂さんは、その人物の顔を見るなり、「あっ、どうもどうもご無沙汰です!俺の先輩。中日ドラゴンズのピッチャーです」と笑顔で紹介しました。
元中日ドラゴンズ投手・宮下昌己氏との再会
長嶋一茂さんに声をかけたその人物は、元中日ドラゴンズの投手、宮下昌己氏でした。宮下氏は現役引退後、調布市で家業である米店を継がれており、現在は府中市場にある倉庫を拠点に米の卸売りを営んでいるとのこと。この日は、偶然にも仕入れのために市場を訪れており、まさにばったりと再会した形です。
現役時代の意外な対戦エピソード
宮下氏は、現役時代に長嶋一茂さんと対戦経験があることに触れ、「(一茂さんの)ヤクルト時代に神宮で、打たれたことがあるんだよね」と切り出しました。当時の対戦の様子を鮮明に覚えており、「全然振ってこないなと思ってスッと投げたらバシャーンって。三遊間コロコロ抜けていって」と、打たれたヒットについて語りました。
そして、その後の舞台裏として、「ベンチに戻ったら星野監督にボコボコに殴られた。『誰に打たれとんじゃいコラァ!』ってさ(笑い)」と、当時中日の監督だった故・星野仙一氏から受けたという強烈な叱責の「秘話」を明かしました。この予想外のエピソードに、共にロケをしていたかまいたちの二人は「え~っ!」と驚きの声を上げ、大笑いしながら聞き入っていました。
テレビ番組のロケ中に実現した、プロ野球時代の先輩後輩の意外な再会。当時の知られざるエピソードが飛び出し、視聴者にとっても興味深い一幕となりました。